2021-05-12 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
苫小牧につきましては、三十万トンのCO2の圧入完了後も、市長のリーダーシップの下に、苫小牧CCUS・カーボンリサイクル促進協議会を新たに立ち上げるなど、地元産業が一体となって新たな技術に挑戦する、こうした機運があるというふうに認識してございます。
苫小牧につきましては、三十万トンのCO2の圧入完了後も、市長のリーダーシップの下に、苫小牧CCUS・カーボンリサイクル促進協議会を新たに立ち上げるなど、地元産業が一体となって新たな技術に挑戦する、こうした機運があるというふうに認識してございます。
また、経済産業省におきましては、苫小牧市におきまして、日本初の大規模CCS実証試験として、二〇一六年度からCO2の圧入を実施しまして、二〇一九年十一月に、当初目標としていた三十万トンの圧入を達成してございます。あわせて、カーボンリサイクルの導入に向けた実現可能性調査を進めてきたところでございます。
経済産業省では、苫小牧市において、日本初の大規模CCS実証実験として、二〇一六年からCO2の圧入を実施して、昨年十一月に当初目標としていた三十万トンの圧入を達成いたしました。あわせて、カーボンリサイクルの導入に向けて、先ほど委員からありましたように、実現可能性調査を行ってきたところであります。
我が国におけるCCUSの取組でございますが、経産省におきまして、苫小牧の石油精製プラントから発生するCO2を陸域から海底下地層に圧入する実証事業、そのほか、環境省と経産省が海底下地層のCO2貯留適地の調査などを進めております。 CCUにつきましては、御指摘のような多くの論点を着実に乗り越えていって、達成すべき課題であると認識をしております。
○山岡委員 本年、実証実験、三十万トン圧入が終わるんだというお話がありました。ことしで終わるということでありますけれども、今もお話にありました、世界的にこのプロジェクトが行われる中で、実は、経済産業省としても相当な予算を組んでいただいている状況でもあります。
とりわけ、苫小牧市におきますCCS実証試験におきましては、苫小牧市の地元の関係者の皆様の多大な御協力と御理解を得て進めておりますけれども、二〇一六年度からCO2の圧入を実施しておりまして、本年じゅうにも、当初目標としていた三十万トンの圧入を達成する見込みとなっております。
いずれにいたしましても、日下部先生は、地盤改良や地盤工学の研究経験が四十年を超え、その実績が国際的にも評価をされ、東京工業大学名誉教授、国際圧入学会会長等を務められている方であり、現在、国土交通省設置法に基づき置かれる審議会の委員にはなっていないことから、鑑定に当たっては、地盤改良や地盤工学に係る専門的な見地から中立公正な御意見をいただいたものと承知をしております。
日下部先生につきましては、地盤改良や地盤工学の研究経験が四十年を超え、実績が国際的にも評価されており、現在は東京工業大学名誉教授、国際圧入学会会長等を務められていると承知をしております。
報告書を見ますと、その地盤改良に当たっては、サンド・コンパクション船とかサンドドレーン船というものを用いて、地盤の中に砂を繰り返して圧入する方法だとか地盤の中に砂ぐいを打ち込む方法でこの改良工事を行うというふうに説明があります。 ちょっと簡潔にお願いしたいんですけれども、この工法が信頼ができる方法であるのかどうなのか、ここは、辺野古の具体的な施工方法なども念頭に御説明いただきたいと思います。
実証実験につきましては、北海道苫小牧市で、三十万トンの圧入を行うことを目指して、これまでに十六・五万トンのCO2を圧入することに成功しております。 この苫小牧の実証事業では、陸上から沿岸の海底下まで井戸を掘削して、大量のCO2を圧入する方式を採用しております。
○岸本政府参考人 今お話しのとおり、当初計画では、累計三十万トンの二酸化炭素を圧入することを目標にして開始いたしました。 事業開始から二年が経過した現段階において、最新では約十八万トンの圧入が達成しております。半年ほど海洋汚染防止法遵守に必要となる諸手続で圧入を停止していたということで、当初計画に若干のおくれが生じていることは事実でございます。
高知海岸新居地区の堤防事業は、地震に伴う液状化による沈下等を抑えるため、鋼管くいを地盤に差し込むインプラント構造と静音、制振に優れた回転圧入式工法により施工され、近隣地区でも同様の工事が進行中であります。
○水野賢一君 ですから、二酸化炭素を大気中に放出するんじゃなくて、貯留して地下とか海底の下に埋めるというか、そこに隔離するというか、そういうようなことの実験は、今大臣もちょっと言及された苫小牧の方でもCCSの実験を今から始めようとしていて、これは海底の下に二酸化炭素を圧入するということを考えているわけですよね。
このため、苫小牧でのCCSの実証事業についても、海底下への二酸化炭素の圧入に当たっては海洋汚染防止法に基づき環境大臣の許可が必要となります。
○水野賢一君 要は、船でCO2を運んで圧入しようとパイプラインで圧入しようと、大臣御自身がお認めになっているように、これ企業側からしたら単なるコスト、つまり大気中に放出すればただでできるものが、そういういろんな手間が掛かるわけですよね。
必要な施設の設計とか建設といったものを行う予定でございまして、その後一応三年間をかけまして、合計で三十万トン以上のCO2を海底の帯水層と言われるところに圧入いたします。その後二年間ほどかけましてモニタリングを行い、最終的には二〇二〇年に実用化を目指すというふうな形で、まさに二十四年度からこの実証試験を開始しようといたしておるところでございます。
どのように圧入をするのか、この圧入をするところは日本も技術的にはございます。ただ、やはり世界のトップかと言われますと、これは個人的な感じでございますけれども、やはり石油の掘削、天然ガスの掘削をたくさん行ってきたところ、そういうところの技術力は侮れないものがあろうかと思っています。日本が最先端だとは私は申し上げることはできないと思います。
○国務大臣(甘利明君) 新潟県長岡市岩野原で財団法人地球環境産業技術研究機構、通称RITEと呼んでおりますけれども、このRITEによりまして、二酸化炭素が圧入をされた地層とそれから中越地震及び中越沖地震の震源が位置する地層との間には連続性がないと、二酸化炭素圧入の影響がこれらの地震の震源に及んだとは考えておらないところであります。
○政府参考人(石田徹君) ただいまのお尋ねの点でございますが、新潟県長岡市岩野原において実施いたしました二酸化炭素の圧入にかかわります実証試験に際しましては、圧入地点近傍に三本の観測井を掘削いたしまして、温度や圧力の測定を通じて圧入された二酸化炭素の挙動を観測いたしたわけでございます。
○政府参考人(石田徹君) 今お尋ねの点、直接につきましては私、手元にデータがございませんのでお答えいたしかねますけれども、当時、この岩野原につきましては、二酸化炭素圧入地点における圧力変化の予想値から誘発地震が発生する可能性は低いというふうに考えていたということを聞いております。
○国務大臣(甘利明君) RITEが岩野原で二酸化炭素を圧入した地層と中越地震及び中越沖地震の震源が位置する地層との間に連続性がないということは申し上げましたけれども、二酸化炭素圧入による影響がこれらの地震の震源に及んだというふうには考えることができないと申し上げたわけであります。 一方で、流体の地下注入による誘発地震の発生については幾つかの報告がございます。
○国務大臣(甘利明君) 岩野原で、財団法人地球環境産業技術研究機構、いわゆるRITEでありますけれども、このRITEによりまして二酸化炭素を圧入をされた地層と中越地震及び中越沖地震の震源が位置する地層との間には、この二つの間には連続性がなくて、政府としては、二酸化炭素圧入による影響がこれらの地震の震源に及んだというふうには考えておらないわけであります。
また、地中の石油あるいはガスを含んだ岩石、これに水を圧入いたしまして人工的な割れ目を作りまして、その割れ目の中に砂などを充てんいたします。この砂と砂との間の微細なすき間から石油、天然ガスが通りやすくなって出てくる、こういった方法がございまして、これを水圧破砕法と呼んでございます。 このような生産方法は広く一般的に行われているところでございます。
この試験は二酸化炭素の圧入を適切に行うため、圧力と量を安全に管理する技術開発等を行うことを目的にしております。そして、地下に貯留された二酸化炭素の動向を観察し、長期的な挙動シミュレーションを行うことを目的にしております。
○政府参考人(伊藤元君) ただいま申し上げました実証実験、新潟における二酸化炭素の地中貯留試験でございますけれども、実際に二酸化炭素を圧入した箇所は地下約一千メートルに位置いたします砂岩で構成をされた帯水層でございます。
もう一つは実際に地層に圧入するという、二つでございます。 前者の分離回収につきましては、日本の技術は世界最先端であることは間違いございません。三菱重工とか石川島とか、あるいは神戸製鋼ですか、そういったところがいろんな形の回収の方法を開発をしておりますし、これ自身が国際的にも非常に高い評価を受けております。
委員御指摘のとおり、二酸化炭素の貯留につきまして、平成十五年七月から平成十七年一月にかけまして新潟県長岡市の南長岡のガス田の岩野原基地の地下一千メートルの帯水層に二酸化炭素一万トンを圧入いたして実験をいたしました。
まあ五年あるいはそれ以上に及ぶことがあるのかなというふうに思っております、圧入自身がです。したがいまして、埋立て、圧入する際も当然監視が必要でございますし、実際に圧入が終わって、いわゆる法律的に言えば廃棄が終わった後も相当の期間の監視が必要になるわけでございます。
一万トンの圧入を終わっております。これにつきましては、以後の観測はしておりますけれども、その埋め立て、圧入自身は終わっておるということでございます。 それから、夕張につきましては、これ自身は地下約九百メートルの炭層へ二酸化炭素を圧入するということで、そこで固定化とメタン回収についての研究開発が行われておるようでございます。
これは圧入中、圧入後、ともに大事でございます。特に圧入自身が、やはり十年程度とか、そういった相当長期間になりますので、圧入時の監視ということも必要だと思っております。
RITEは、その一環といたしまして、長岡市において実際に二酸化炭素を地下に圧入しておりまして、しかも、現在もモニタリングを続けている状況にございます。 圧入につきまして、具体的には、平成十五年七月から平成十七年一月にかけて行われました。場所としては、南長岡ガス田岩野原基地の地下約千メートルの帯水層に二酸化炭素一万トンを圧入しております。
なぜやっているかというと、油田を少しでも多く絞り出すために、たしかカナダの発電所かどこかで回収したCO2をアメリカにパイプで輸送しまして、アメリカの油田で圧入をしている、それによって油田が絞り出されるということでありまして、これは別にそういった温暖化対策ではなくて、ただ油田を絞り出すためにやっていた。また、アメリカ国内においては、これまで採掘してきた炭鉱の跡地が相当あります。
これにつきまして、前脚の格納扉、これをロックする機構があるわけでございますが、そのロック機構で、リンクとリンクをとめておりますボルト、これが脱落をしておりまして、そのボルトの周辺にございます、ボルト穴に圧入してございますブッシングと称する金属の円筒でございますけれども、これが抜け出ておりまして、これが周辺の構造部材に当たって、そこで動きが拘束をされてドアが開かなかったということが明らかになっております